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March 17, 2021

Copperfang B-MAX LT3

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もはやホームと言っても過言ではないTPF新橋へ。

ここはじっくり時間をかけて(今現在は2時間制)
基本を確認しつつギリギリの線を狙うのにいい場所。

というのは基本構成で絶対無理みたいなコースレイアウトはなく
無難に組んで低速で走らせる範囲ではイージーにすら思えるのに
少し速度を上げたり妙な工夫をするとCO連発して対策できない。
この魔物には何度も捕まったので、鍛錬するにはここかなぁと。

今日はHD3を1.10V以上のバッテリーでという条件で
ちょうど写真左下に見切れてるコーナークリアを目指した。

ここのスロープでブレーキが効くようにセッティングすると
ここ以外のバンク登りなどで減速が大きくなりすぎてしまう。

そこで理想は綺麗に飛ばしてからコーナーの入り口で着地させ
フェンスを使ってねじ込む形(上級者の方がよくやってる形)
なんだけどなかなかそうはならずに試行錯誤を繰り返すことに。

ここでバッテリー1.10V以上っていうのがポイントになってて
電圧下がってしまえばわりとすんなりとクリアできてしまうが
満充電に変えると...勢い余ってCOしてまだまだ未完成...ってなる。

ちなみに魔物に捕まった場合、少しくらい速度落としてもダメ。
この辺が実に謎に満ちていて、魔物の魔物たる所以でもあるw

まず取り組んだのがフロントローラーとステーの組み合わせ。
軽量13-12mmとステー下に11mmベアリングから始めて
通常時4ローラー構成のままいろいろ試すがCO連発のまま。

ここで以前だったらすぐに6ローラーにしてたところだが
改善ポイントを特定するためにあえて一点集中で取り組む。

で、ふとフロントのフルカウルワイドが捩れてるかと思い
ARフロントに変てみたがローラ位置的に逆効果だったので
ローラー位置を後ろに下げること優先で以降ステーは固定。

最終的には2段9-8mm逆付け+ステー下830ベアリング
ねじ込み最優先に妥協して他の部分を検討することにした。

「妥協」というのは理想はフロントは13mmでって思ってるから。
フェンスの継ぎ目や3レーンを考えると13mm、それもシングルで
高さ調整で対応したいなぁと。あくまで理想としてはだけど。

ちなみにリアローラーは軽量19mmアルミを一組のみのまま。
これでもコーナーで姿勢が乱れる場面はほとんど見えなかったのと
リアセクションを軽くしておく方が後ろの跳ね対策が少なくて済む
そして副次的に引っかかり防止がいらなそうってことが継続理由。

で、この辺でブレーキ調整し、狙うセクション以外でのCOを封じて
一旦飛びの姿勢とサイマスの位置関係を探ることに集中してみた。

今まではあえて一般的な設定よりもリアよりに荷重をかけて
ホイールベース中央付近で前後を抑えるイメージの設定にしてた。
これはフロント提灯ではこの少し後ろ気味の方がよかったからと
先日のForce Laboでも大きな問題はなかったように見えたから。

でも基本を見直すためフロントに寄せてみたところ飛び込み姿勢改善。
やっぱ基本を確認して把握してからアイディアを展開するべきだなと。

一方これはリアセクションが軽いままだから成立してる気もするので
サイマスの前後位置が変えられるようにステーはMAからARのモノに。

で、2時間で完走率100%になったかというと残念ながら75%程度。

特定のレーンで必ずCOするわけじゃない(これが「魔物」)のと
満充電バッテリー(1.25Vくらい)で試してみても結果は同じだった
...スパッと決まる時があるのがかえって厄介だったりもする...
非CO確率がそのままこの設定の完成度ってことなのかなぁと。

このプロセス自体がこのコースとナイトの皆様から学んだこと。
状況が落ち着いたらナイトチャレンジも再開して欲しいなぁ!

ipppei at 16:30│Comments(0)B-MAX | FM-A

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