BBQle fil rouge

May 04, 2015

Speculative Everything

Speculative Everything: Design, Fiction, and Social Dreaming

読了後ちょっと経ってからの雑感。

デザインが問題の発見や解決の手法として有用だというのは
ある程度認知されていて、デザインの価値になっていると思う。

一方でデザインを「問いかけを仕掛けるために使う」ということは
漠然と意識されているレベルに留まっているように感じる。
乱暴に言えば「クリエイティブな何かwowを出してくれるだろう」
という程度で良くも悪くもあまり計画的に活用されてないというか。

問題解決型のデザイン活動は目標設定や効果測定も見えるので
純粋な必要性の高さも含めて活動のポートフォリオという観点でも
外せない要素として今後も各場面で主流として続いて行くと思うが
問題を探し出しその本質を追求する過程では除外されるかも知れない
「問いかけ」をどう盛り込むかは今後必ず避けて通れないと思う。
それは変化への対応という受け身な立場を取ったとしても。

創造的であるならば、問題は自ら想定して発するものかも知れないし
革新的であるならば、問題を含んでいなければならないのかも知れない。

「デザインさんの意志は?」と聞かれることがあるが
もしかすると「デザイン的な観点で盛り込みたい問いは?」
という言い換えが出来るのかも知れない。


Speculative Everything: Design, Fiction, and Social Dreaming [Kindle版]

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